スタート直後から上位はタイム差がほとんどない接戦になりました。
最初の20分でまず動いたのはHK3で、ポールからスタートした@T'z Projectを抜きます。
その後ペースが上がってきたFひつじさんチームと@T'z Projectの間で熾烈なバトルが始まったところで各チームともドライバー交代の時期に差し掛かりました。
各車ピットインが落ち着くと、徐々に周回遅れが出始めます。
ペースが上がらないチームをかき分けながら下位スタートのA年中無休が猛チャージを開始します。
一旦前に出たBNITTO Racing Aを必死に追い、EYCBCえりちゃんチームが前に出てさらにペースをあげました。
HK3は少し順位を下げています。
そんな中、懸念されていた通りタッチのペナルティーが徐々に出始めます。
時間が進むにつれ自分の順位がわからないチームが大半になってきましたが、とにかく目の前の車に追いつくために必死に走ります。
Gペ・ロータスも上位を走るFひつじさんチームに追いつきます。一度はアタックに失敗するものの、あきらめず追いかけます。
CNITTO Racing Bもタイムを短縮しながら追い上げをみせていました。
ブルーフラッグが随所で振られる中、前車のスピンを避けるためにEYCBCがコースアウト。すぐに復帰しましたが、大幅なタイムロスです。
残り30分を切ったところで、@T'z project、EYCBCえりちゃんチーム、Fひつじさんチームの3台でのバトルが始まりました。
特に@T'z projectとFひつじさんチームは延々と接戦を続けます。
最後のドライバー交代の時間が迫ってきたとき各チームを苦しめたのは、レース日特有の路面でした。タイムは出ますが、ハイグリップでドライバーの体力を奪います。
そんな中EYCBCえりちゃんチームが謎のペースダウンとドライバー交代により順位を落としました。
最終的にはペナルティーを受けながらもハイペースで走り続けた@T'z Projectが1位、バトルを繰り返しながらもペナルティーなしのFひつじさんチームが2位、決勝で怒濤の追い上げを果たしたA年中無休が3位となり、昨年に引き続き遠征組のデビューウィンでした。
決勝結果(PDF)
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