オトナリサーキットの営業も残りわずかとなった10月26日に、2014年の最終戦が開催されました。今回は新たな試みとして無給油での2時間レースを行いました。事前のテストでは全力疾走では2時間持たない結果が出ており、各チームの戦略が楽しみなレースになりました。

 第2戦終了時点でランキング1位はFMIMURA RACING。予選では唯一42秒台に入りトップになりました。
 シリーズランキング6位のGチームバイクボックス長野が2位に入り、さらにランキング上位を狙います。
 3位はランキング2位のHBad Bullがつけ、逆転チャンピオンを目指します。
 まだチャンピオンの可能性を残したC366が4位からのスタート。
 前回デビュー戦ながら速さをみせた@COUSIN Racing Teamは5位につけ、今年初参加のANMSCが6位でした。

                 予選結果(PDF)

 ポールからスタートしたFMIMURA RACINGがスタートから後続車両を引き離そうとする中、Gチームバイクボックス長野が僅差で追いかけます。
 3位スタートのHBad Bullは先頭集団から少し間隔をあけ、序盤から燃料セーブをして後半に追い上げる作戦のようです。
 4位以下は集団を形成していましたが、@COUSIN Racing Teamがペースを上げてB366をパスしました。ANMSCもなんとか集団についていきます。

 開始から10分経過したところで、1位を走行中のFMIMURA Racingがドラム缶を倒して2周のペナルティーをうけてしまいます。ランキング首位にいながら、厳しい戦いになってしまいました。

 各チームドライバー交代を行いながら時間が経過していきますが、@COUSIN Racing TeamとB366がつかずはなれずバトルを繰り広げます。そんな中B366がスピン。@COUSIN Racing Teamがぎりぎりよけました。

 ランキング1位のチームの脱落により、ランキング2位のHBad Bullが逆転チャンピオンの可能性が広がってきました。ペースを巧みにコントロールしながら、上位を目指します。

 ANMSCは予選最下位ながら、静かにペースUPし、前方を走る@COUSIN Racing Teamにどんどん迫ってきました。
 
 燃料セーブは後回しにし、とにかくペナルティーを取り返さなければいけないFMIMURA RACINGとGチームバイクボックス長野は驚異的なハイペースで走行を重ねます。

 90分が経過し、いよいよオトナリカートレースは未知の領域に入りました。各チームとも燃料の残量は全く判らない中、ペースを下げるチーム、ガス欠覚悟で上位を目指すチームとさまざまです。

 中にはガス欠の症状が出たチームもありましたが、無事に全車2時間を完走しました。

 Gチームバイクボックス長野が初優勝!序盤にトップにプレッシャーをかけ続け、ドライバーがそれぞれの役割を果たしたことによる見事な勝利でした。 

 2位はHBad Bull。経験豊富なドライバーを擁し、作戦通り2時間を走り切りました。

 序盤のペナルティーを挽回すべく戦い続けたFMIMURA RACINGは惜しくも3位。

 4位はB366。2時間を存分に楽しんでもらえたようです。

 5位は最後に踏ん張ったENMSC。2人で長時間走り続けた@COUSIN Racing Teamが惜しくも6位でした。

 年間ランキングは、1位から3位まで同ポイントの接戦でしたが、1年間安定して表彰台に乗り続けたBad Bullが逆転でチャンピオンを獲得しました。


決勝結果(PDF)

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